ネッシーの正体を考える/ まとめ その3

「真実って辛いよね。脳は光より音を先に識別するが、光は音より早い。その二つがシンクロするように脳が現実を歪めてるんだ。」

 

「人が世界を正確に認識できるのは、27メートル離れて立った時だけ。その距離だと光と音が同時に脳へ届く。それ以外は世界のすべてが嘘だ。嘘が世界を作り上げてる。だから真実は辛い」

 

- THE MENTALIST/ メンタリストの捜査ファイルから パトリック・ジェーンの台詞

 

*目撃談が嘘だというのではなく、人間は何か未知のものを見たとき、自分の経験と知識の範囲で、合理的な解釈をしようとすると言う事です。

 

「ネス湖ハイテク大作戦」の放送日は2004年なので、ヒストリーチャンネルの「ネッシー死亡説」で音響ソナーを用い、40年間ネス湖の探索を続けている、ボブ・ラインズさんが「2005年以降、大型生物の探知が出来なくなった」と言っている事と、時期が一致する。

 

客観的な事実だけで考えると、残念ながらネッシーはプレシオサウルスのような爬虫類とか恐竜ではないようです。

 

で、ソナーに捉えられた動き回る物体というのは、巨大化した魚(チョウザメ)ではないでしょうか。

 

チョウザメの寿命はだいたい100年。それで、丁度100年ぐらい前、なんらかの環境変化によって三倍体の突然変異が多く生まれた。繁殖のためのエネルギーを全て成長に用い、巨大化するチョウザメが数十~数百の単位で誕生した。

 

その中の数匹が生き残って、信じられないくらい巨大化して、「怪物」として数十年間、目撃され、ついに寿命が尽きて、死んでしまった。三倍体の遺伝子を持つ魚は普通より大きくなるが、通常の遺伝子(二倍体)を持たないので繁殖できない。

 

なので、三倍体の最後の一匹がラインズさんの言う「ネッシー死亡説」の最後の一匹だったのではないでしょうか。

 

以上、ネッシーの正体を考える/ おしまい

ネッシーの正体を考える/ まとめ その2

ネス湖の水を無くしたらこんな感じ?(CG合成画像)

切り立った断崖と平らな湖底、ソナーから逃れられるような場所はない?

(ネス湖ハイテク大作戦/ BS朝日より)

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日本の琵琶湖は600万年前に形成された「古代湖」で、ビワコオオナマズなど固有種を含め生物相が豊かです。

 

それと比較すると、ネス湖は1万年前にできた巨大なプールという感じ。棲息する生物も、読んだり聞いたりした話では、ウナギとかサケとかで、これらは比較的最近湖に入ったか、あるいは放流されたものと思われます。

 

もし1万年以前から海に棲んでいて、ネス湖に陸封された魚がいれば、それを追いかけて大型の捕食動物が、湖に入っていった(海につながっていたと仮定して)可能性もあります。

 

ネッシーは湖底の洞くつに隠れているという説があるそうですが、巨大な洞くつというのは大抵、石灰岩の大地を二酸化炭素を含んだ雨水や地下水が浸食して出来るそうです。しかし、ネス湖の岸壁は花崗岩(御影石)ですごく硬いのです。

 

「今回の捜索が特別な点はマルチビーム・ソナーを衛星とリンクさせている事です。船は進みながら300本の音響ビームを発射します。旧式のソナービームでは300隻の船が必要でした。今回は2隻の船を並行して進ませます。そのため600本の音響ビームが同時に発射されます。何一つ見逃す筈はありません」

(ネス湖ハイテク大作戦/ BS朝日より)

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- スタッフに内緒で沈めておいた風船がソナーによって発見された。ネッシーが存在していれば、ソナーは肺に蓄えられている空気をも検知する。

ネッシーの正体を考える/ まとめ その1

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(Wikipedia 地質時代より)

 

ネス湖は花崗岩の大地を、氷河が長い年月をかけて浸食した深い谷に、水が溜まってできた湖で、最後の氷期が終わった1万年前以降、現在の姿になった。恐竜などの巨大生物のほとんどは6500万年前に飛来した巨大隕石により絶滅したと言われ、プレシオサウルスの棲息はジュラ紀前期までと考えられているので、もしネッシーがプレシオサウルスの末裔だとすると、どこかの海で生き続けた後、氷が解け(1万年前)、海とネス湖がつながった時(仮定)にネス湖に入り込み(40~100頭?、爬虫類が子孫を残してゆくには最低で40頭の個体が必要)陸封されたと仮定される。

 

(ちなみに、ワニは三畳紀から現在とほとんど変わらない形態で、大絶滅から生き延び現在に至っている)

 

(頭蓋骨) 左:イリエワニ、右:プレシオサウルス (ネス湖ハイテク大作戦/ BS朝日より)

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プレシオサウルスの目玉の後ろの窪みには、顔の筋肉の五割が集中していて、猛スピードで顎を閉じることが出来た。4つのヒレをそれぞれ別々に動かすことにより、俊敏に動き回り魚を捕食していた。

 

プレシオサウルスは冷たい海に適応していた。オーストラリア中央部奥地で、プレシオサウルスの化石が多く見つかっているが、当時その場所は寒冷な海だったことが証明されている (ネス湖ハイテク大作戦/ BS朝日より、CGによる合成写真)

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オサガメは冷たい海に棲む海生爬虫類だが、体を絶えず動かすことにより体温を維持している(ネス湖ハイテク大作戦/ BS朝日より)

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なので、ネッシーがプレシオサウルスだとすると、水温の低いネス湖では絶えず動き回らなければ体温を維持できず、そのため酸素を大量に消費する。結果、頻繁に息継ぎをするため下の合成写真のように、息継ぎをするネッシーが、もっと頻繁にみられるはずであると言う (ネス湖ハイテク大作戦/ BS朝日より、CGによる合成写真)

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ネッシーの正体を考える/ 番外編2

 英スコットランドでバイキング船発掘、史上最高の保存状態
2011年【10月20日 AFP】英考古学チームがスコットランドで、1000年ほど前に埋められたとみられる非常に保存状態の良いバイキング船が発掘した。英国内でここまで完璧な状態のバイキング船が発見されるのは初めてという。


アードナマーカン(Ardnamurchan)半島で発掘された全長5メートルの船には、高位のバイキングの遺体が剣やおの、やり、金属製のびょう200個とともに収められていた。盾の一部や銅製のリングピン、砥石、陶器なども見つかった。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2836233/7956404(国際ニュース:AFPBB Newsより)

 

バイキングとは8世紀ごろ、スカンジナビア半島に居住し、しばしば西ヨーロッパ沿岸せ略奪行為を行った「海賊」と考えられているが、実際は略奪は例外で、舟による交易を盛んに行っていただけという説もある。

 

ただ被害を受けた側は簡単に忘れないようで、マザーグースの

♪ ロンドン橋、落ちた、落ちた、さあ、どーしましょ ♪

という歌詞は、バイキングの襲撃を表したものという説があるそうです。

 

バイキングは川から上陸する際、まず橋にロープをかけて引き倒し、住民を孤立させて略奪行為を行った後、素早く逃げるという戦法を用いたそうです。援軍が到着した時は海に逃げてしまっているというわけです。


また、バイキング船の特徴は吃水が浅く、浅瀬に上陸するのに都合がよかった。もっと小型の船もあり、丸太を並べて陸送し、川をまたぎ、かなり内陸まで進攻したらしい。

 

テレビで見たのか、何かで読んだのか忘れたが、ネス湖にもこのような船が沈んでいて、時折、腐敗によって生じたガスにより浮上し、それを「怪物」と見誤ったという説があるそうです。

 

バイキング船のデザインの特徴として、全体的に細長く、さらに船首と船尾が細長く伸びたような形をしていて、上記写真のように船首にドラゴンの頭を模したものもあったと言います。この船首部分が突然水面から飛び出したら、かなりびっくりする。また、船底を上にして浮かび上がったとしたら、「ボートの底のような形の背中が見えた」という証言と一致するように思われます。

 

舟でなくても、腐食して沈んだ丸太が腐敗発酵し、内部にたまったガスの浮力により浮かび、ガスを放出して再び沈むことはよくあることらしい。これは「怪物は突然浮上し、しばらくとどまってから、垂直に潜って姿を消した」という目撃証言に一致します。

 

(丸太が垂直に立った状態で水面に飛び出した後、水面に横倒しになり、ガスが抜けて再び沈む)

ネッシーの正体を考える/ その5

☆ 誤認説に登場する動物 その2 ☆

 

 

アシカ説-アシカやイルカを訓練して、機雷除去や港の警備に用いることは現在でも米海軍などで行われているようです。ネス湖でも過去にアシカの訓練をしていて、その時逃げたアシカがしばらく湖に住んでいたという説もありました。ネッシーを陸上で見たという目撃例はこれらのアシカを見たのでは?という主張です。

 

 

アザラシ説-荒川や多摩川でアザラシが見つかって、大騒ぎしていたことがありましたが、ネス湖にもたびたびアザラシが現れるそうです。ネス湖は標高の高い場所にあり海から物資を運ぶ船は、高低差のある場所に来ると、前後を水門で閉じたドックのような場所に水を満たし、水位を高いほうに合わせて階段を上がるように進むのです。魚たちのための魚道も整備されていて、サケが産卵のために遡上しています。アザラシはどうやって、上ってくるのでしょうか?船の後をついてゆくのかな?

 

 

ゾウ水泳説-1930年ごろネス湖周辺で、度々サーカス団が興行を行っていて、休憩時に水浴びをしていた象を見間違えたという説。象の鼻先が怪物の頭で長い鼻が首、頭と胴の部分がコブのある背中。


訂正 (部分)
湖面高度は16mと低く、ネス湖とネス川を利用して北海と大西洋を結ぶカレドニア運河を形成しています。。(宇宙航空研究開発機構HPより)
http://www.eorc.jaxa.jp/hatoyama/etc/images/evg/loch_ness_j.html
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