鳥インフルエンザ・時限爆弾: H5N1

「H5N1型ウィルスが、人から人に感染するようになれば、バイオテロより恐ろしい事態になるでしょう」- ディスカバリー・チャンネル、鳥インフルエンザ・時限爆弾より

 

ディスカバリー・チャンネルの番組(鳥インフルエンザ・ 時限爆弾)からH5N1について、まとめてみました。

 

・1997年香港で、H5N1型の鳥から人への感染が起こり、18人が感染6人が死亡。感染防止のため、100万羽以上の家禽が処分された。それまでは鳥から人への感染は起こらないと考えられていたが、新たな驚異の始まりである。(動物園のトラ、ヒョウ、フラミンゴ、ネコにまで被害が及んだ)

 

・スペイン風邪と1997年の鳥インフルエンザの共通点は、免疫力の強い筈の若年層が、免疫機能の暴走による多臓器不全で死亡したことで、通常のインフルエンザと大きく異なる。対策を急ぐ科学者たちは、1918年のスペイン風邪のウィルスの調査を始め、1918年の大流行で死亡した米陸軍兵士の組織標本から、過去のウィルスの復元を試みるが失敗。

 

・アラスカの永久凍土に眠る遺体から、1918年のインフルエンザウィルスを検出し、新たな復元作業が始まる。ウィルスの遺伝物質は時を経て劣化しており、無数の小さな断片に分離していた。

 

2005年10月、9年の歳月を経て、スペイン風邪のウィルスが復元された。1918年のウィルスは1997年に香港で発生したH5N1型と相似点が多く、鳥から人間に感染したらしいということが判明。膨大な数の渡り鳥が集中するシベリアを中心に、野鳥がどのように感染(鳥から鳥への感染)を拡大させるかの研究が始まる。

 

当面の課題は、H5N1の型のうち、どのタイプが人に感染する可能性があるか見極める事である。

 

・低病原性のウィルスでも変異を繰り返すことで感染性や毒性を高めてゆく、その仕組みを解明し、低病原性のH5N1から高病原性のH5N1に有効なワクチンが作れるかもしれない。

 

・1918年のウィルスは6回の突然変異で人から人に感染するように変異したらしい。現在懸念されているH5N1は3回変異したことが判明している。1918年、スペイン風邪の感染者死亡率は数パーセントだった。鳥から人に感染したH5N1の死亡率は50パーセントである。H5N1が人から人に感染するようになった時、どの程度の死亡率かは不明である。現在は1918年のウィルスを基に、ワクチンと新薬の開発がなされつつある。

 

(2006年放送当時の情報です)

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