STAP細胞って何だ?-その1

■NHK、サイエンスZERO「緊急スペシャル!STAP細胞、徹底解説」(2014年3月16日放送)より

 

■植物では普通に見られる細胞の初期化

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シクラメンの茎を切り取る。(物理的刺激)すると茎の断面に初期化された細胞(カルス)が現れる。カルスを培養すると植物全体の細胞に分化する。STAP細胞は動物の細胞を、酸などの物理的刺激によって初期化して万能細胞を造り出す技術。

 

■細胞の初期化とは?

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動物の体は一つの受精卵が分裂しながら筋肉や皮膚、血液等の役割の異なる細胞に分かれてゆく。これを細胞の分化という。

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本来、細胞は体のどの部分にもなれる遺伝情報を持っている。しかし、例えば皮膚になる細胞はその他の遺伝子情報にフタがされていて他の細胞になることはない。初期化とはこのふたを外して受精卵のような状態を作り出すことである。そして、この細胞は多能性細胞(一般には万能細胞)と呼ばれる。

 

既に実用化に向けて動き出している多能性細胞、iPS細胞は当初、分化した細胞にいくつかの遺伝子を組み込むことで初期化に成功した。STAP細胞は弱い酸などのストレスを細胞に与えることにより、初期化を引き起こすというもので、iPS細胞よりも、ある意味簡単に多能性細胞が作られるという期待と、動物の細胞は通常では初期化しないという生物学の常識を覆す発見として、驚きをもって迎えられていた。

-その2に続く

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