宮沢賢治 「どんぐりと山猫」:朗読 (youtube)

ナルシシストとそれ以外の人間を区別するものは、人間味の欠如である。彼等は自分のことをかまってくれない世界にたいして自分が値打ちのある存在であることを証明するために、人生が費やされることの悲劇を感じていない。自分が優れた人間、特別な人間であるというナルシスティックなファサード(心理構造)が崩壊し、喪失と悲しみの感覚を否応なく意識せざるを得ない時には、しばしばもう手遅れである

 

権力に反撃をくわえうるのは権力だけであり、それゆえ戦闘には終わりがない。無力な人々が平等な権力というものを求めても答えは得られない。平等な権力などというものは存在しない。もしも誰もが平等な権力を持っていたら、誰も人をコントロールすることができないだろう。それは本当の権力が存在していない事を意味する。ひとたび権力という見地からものを考えるならば、存在するのはただより大きな権力を求める闘争のみである。誰も決して十分な権力というものを持つ事が出来ない。権力は自分の劣等感を克服するものでもなければ、屈辱という内面の感情をいやすものでもない。権力はただそうした感情を否定するのみである。権力は、人間のナルシシズムを増大させ、心の底に潜む不安感を強化するものなのである

➡ A・ローウェン著「ナルシシズムという病」

 

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