「自己(セルフ)」についてのメモ

君は物事を、「好きか嫌いか」で見るのではなくて、「正しいか正しくないか」で見るんだ。物事の本質を見るようにすれば、もっと心が深く落ち着くはずだよ。➡パトリック・ジェーン(メンタリスト)

 

ユングは著書「黄金の華の秘密」の注釈で、解決不可能と思われるほどの葛藤に直面した何人かの患者が、葛藤が些細に思えるような広い視野を持った《何か》に促されて意識が拡大し、解決不能の問題がその切迫性を失うという臨床体験を語っている。重要なことは、その問題自体に論理的な解決策が与えられたのではなく、新しい、より強い生命力の存在に触れ、意識が拡大することにより問題自体が消失してしまうということである。

 

ユングはこの《何か》を自己(セルフ)と呼び、意識と無意識、顕在意識を支配する自我も含め、統括する存在と定義した。自己は普段の生活では見えないところに隠れて姿が見えない。しかし、何か重大な問題に直面(スピリチュアル・エマージェンシー)すると意識が彷徨いださない様、船の錨のように作用し、問題を乗り越えるために心の成長を促そうとして動き出すのである。

 

ポリグラフや嘘発見テストもまた、ユングの研究に由来している。言葉の連想テストは無意識の声を意識的な精神作用から分離して識別することに役立つようになった

 

「これにより、人間の生理作用が自我から独立して働いていることが明らかになりました。つまり、たとえて言うなら、私が嘘発見テストを受けているとすると、それを第二の人格が後ろで見ているんです。そして私がイエスだと認めたくない質問をされると、私は『いいえ』と答えますが、後ろにいる人格は認めてしまうんです。『イエス』ってね

 

それが生理的反応というものであり、嘘がつけないんです。つまり人間の心の中には第二の存在、第二の精神的中心というべきものが在るということです。そしてそれは常に、真実が好きなのです

(夢の賢者ユングより)

 

「人間には二つの面があると思うんです。心理的に見て表面の自分、チョロチョロしている自分と、奥深くに存在している、なかなか出てこない自分

 

このめったに顔を出さない、お宮の中に鎮まっておる自分が、いつまでもちゃんと厳然として、お不動さんみたいに目をいからせておらんと人間は間違うと思います」➡ 大辻桃源

 

正義については内面の規範に従おう。 ➡ ヴァイツゼッカー大統領演説集「荒れ野の40年」

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