外向的思考型

政治において、言ってほしいことがあれば男に頼みなさい。やってほしいことがあれば女に頼みなさい」。

考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」。➡ マーガレット・サッチャー

 

タイプ1(改革する人)の状態

良い状態=道徳的、信頼できる、建設的、賢い、理想主義、公正、正直、きちんとしている、自制的

悪い状態善悪で判断しがち、頑固、独善的、強迫神経症的、あら探し好き、真面目すぎる、人に対して操作的、心配性、嫉妬深い。

タイプ1が成長するためのポイント

⇒ 自分の体験や理解において、自信がある価値判断であっても絶対視しない。

⇒ 人それぞれの価値基準やこだわりを知り、多様性を尊重する。

⇒ たとえ社会に対して影響力を持てなくても、自分の存在を大切なものと思えるようにする。

⇒ 自分の意見を素直に述べ、他人の言動をあるがままに受け入れる。

⇒ 完全でありたいという思いが度を越してしまうときは、その思いをコントロールする方法を学ぶ。

(鈴木秀子著「9つの性格」PHP、より)

 

■(典型的な)外向的思考型タイプの説明

このタイプはあらゆる生活営為を知的推論に依存させようと努める人である。しかもこの推論は客観的事実普遍妥当な理念のどちらかを基準にして方向づけられる。周囲に対するときも、既成事実や事実から導き出された知的公式に決定権を与える。

 

この公式に照らして善と悪を識別し、美と醜を決定する。公式に適うものはすべて正しく、矛盾するものは正しくない。公式にかかわりを持たないものは「偶然」と見なされる。この公式は世界の意味に適っていると思われているため、彼が従うのと同じように周囲の人もこれに従えば幸福になれると考え、これに反するものは非理性的で反道徳的であるとされる。彼にとってそれは、客観的事実の純粋な表現であり例外は許されない。というのは彼のなかでは、この公式に矛盾するものは不完全であり、取り除かれるべき欠陥と見なされるからである。

 

病人や困窮者や異常者に対する寛容が彼の公式の重要な要素とされる場合には、そのための対策として救護施設・病院・監獄・居留地が考えられ、そのための草案が提出されるが、これが現実に実行されるためには、正義・真理・温情主義という動機では不十分で、「隣人愛」というような、感情に基づく不可知な価値基準も必要なのである

 

公式が十分な幅を持つ場合、このタイプは改革者として、不正を糾弾し、重大な変革を訴えるものとして社会生活に有益な役割を演じる。ところが公式が狭いものとなるにつれ、このタイプは小言屋・屁理屈屋・独りよがりのうるさ型となって、自分自身や周囲の人を一つの枠に押し込めようとする。そして、このタイプの大部分はこの二つの両極端の間で絶えず揺れ動いている。

 

外向的な構えの本質では、こうした人格の影響力や言動は、外向的なことになるほど適切で良質なものとなる。彼が最も良い影響を及ぼすのは彼の活動範囲の周辺部であり、逆に彼の中心に近づくほどに公式に合わない生命は衰弱してゆく。彼の公式のもたらす悲惨な結果を味わう羽目になるのは身内の人々であり、もっとも苦しむのは彼自身である。

 

というのは生とその可能性をそっくりそのまま包摂し、的確に表現しうるような知的公式はあったためしがないし、これからもあるわけがない。したがってこのような「公式」にとらわれると思考以外の重要な生の形式や活動が阻止され排除されてしまうからである。具体的には、審美的活動・芸術的感覚・友情の涵養などであり、宗教的体験や情熱といった非合理的なものは抹殺され完全に無意識化される。

<C・G・ユング著「タイプ論」みすず書房より>

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