内向的感覚型の無意識

このタイプが高じると意識を主観的知覚・太古的な現実に委ねるようになるが、彼は相対的に合理的判断が欠けているため、この事実を理解できない。つまり合理的判断が欠けているという自覚がない

 

彼は神話的世界に住んでいる。この世界で人間・動物・鉄道・家・山・川は一部が恵み深い神に、また一部は悪意をもった悪霊に見えるが、彼は自分がそのように見ていることを自覚していない。そして神話的世界に影響を受けているということを意識しないまま、このような驚異に対処するように判断し行動している。

このことに気づき始めるのは、自分の感覚が現実とまったく異なっていることを発見した時である。彼が相対的に客観的理性に傾いている場合にはこのズレを病的と感じるが、自らの非合理性に忠実であり、主観的感覚に現実的価値を見出す場合には、客観的な世界は仮想であり喜劇である。ただしこのようなジレンマに陥るのは、どちらかに極端に傾いた場合だけである。通常このタイプの人は、自らの自閉状態と現実の平凡さに満足しており、後者に対しては無意識的太古的に対処しているのである。

 

彼の無意識の特徴は<直観が抑圧されていることであり、この直観は最終的に外向的太古的な性格を持つようになる。外向的直観が特徴的な勘の良さ、<客観的現実のあらゆる可能性に対する良い鼻>を備えているのに対して、このタイプの無意識的・太古的直観は現実の背後に隠れる<あらゆるいかがわしい・暗い・汚たならしい・危険なものを嗅ぎ取る>能力をもっている。このような直観にとって客体の現実的で意識的な意図など、おそらく何の意味もなく、これはそうした意図の背後にあるプリミティブ(意識の前段階)な可能性を嗅ぎだすのである。

この能力は極めて危険な破壊性をもっており、このことはしばしば意識がお人好しで無害であることと際立った対照をなしている。

 

その人が客体からそれほど離れていない限りは、この無意識的直観も、やや幻想的で信じ込みやすい傾向に対する、有効な補償として作用する。ところが無意識が意識(理性)と対立するようになると、こうした否定的直観が自我の中心を占め、破壊的な作用を発揮する。

なぜなら否定的直観が、客体に関するきわめて忌まわしいイメージを触発するからである。ここから生じる神経症は原則として強迫神経症であり、ここではヒステリー的傾向は消耗症候群の背後に後退している。

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( `ー´)ノ イングリット・バーグマン(1915年~1982年)女優

<ドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」春秋社>でタイプ9(内向的感覚型)として紹介されている。

 

ーあなたは、自分の直観外向的直観の肯定的な面=未来に対する可能性・創造的な能力を見出すことを鍛える必要があります。あなたは自分の内なる声に耳を傾けるべきです。内なる声は、あなたが語るべきことと、判断すべきことを教えてくれるからです。<直観の肯定的な面に耳を傾け、現実的で理性的な判断をしよう

 

*タイプ9の成長のベクトル=タイプ3「地位探究者」(ユングのタイプ論には該当しない)の肯定的な面に向かう。

より精力的で、有能で、建設的になる。焦点を絞って行動する。

自信を持つ。他人の評価に惑わされず、人生を自らの力で開拓する。

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