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9つの顔を持つタイプ

個人に固有の素質に関してであるが、これについて私が言えるのは、明らかに一方には「どのタイプにも適応できる」大きな融通性もしくは能力を持っている人々がおり、他方には一つのタイプに適応し、もうひとつのタイプには適応しないでいる方がうまくいく人々もいる、ということだけである。⇨ ユング「タイプ論」みすず書房より

 

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ドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」春秋社より

タイプ3の性格は「極めて落ち着かず変化しやすい」が、ユングのタイプの一つに相応しない。タイプ3は、性格のタイプの中で「最も適応性のあるタイプ」なので、それ自身の分類区分を持つことなく、ユングのいくつかの対応の中で取り扱われている。

 

タイプ3は、感情の三つ組における根源的タイプであり、自らの感情面の生活と酷く深刻なほどに接触を失っている。彼らは、外見と実体、他人に投影している心像と、現実の姿の間に深い亀裂があるが、やがてその心像が彼らの実体に取って代わるようになる。

 

タイプ3が、他人に対して、あるいは時と場合によって見せる、さまざまなペルソナが彼らの実像である。タイプ3にとっての困難な問題は、自立的に行動すること、真の感情を獲得し、現実的な限界を受け入れて、人間として成長することである

 

感情の三つ組に属するタイプ(タイプ2=外向的感情型、タイプ3、タイプ4=内向的直観型)は、敵意をめぐる問題を抱えており、これらの敵意は自分より成功している人に対する、執念深い悪意となって姿を表す。タイプ2と4は、敵意を間接的に表すが、タイプ3は、困らせたり、妨害したり、裏切ったりすることまで、さまざまなやり方で、あからさまに表す。

 

他人は不健全なタイプ3が示す悪意を感じ取り、言いなりになるか、出来るかぎり遠ざかろうとする。不健全なタイプ3の恐ろしいところは、他人の上に立つ優越感が損なわれると、病的になるということである。他人はこれに気づいて戦慄するが、不健全なタイプ3は、自分が得ようとする無制限の賞賛を得られないと、手に負えない存在になる。

 

心象志向のタイプ3は、フロムが「市場販売志向」として説明した性格のタイプに(一部分)対応し、病的なタイプ3は、DSM-Ⅲ(精神障害の診断と統計マニュアル)の自己愛性人格障害に相当する。

 

タイプ3とナルシシズム

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ナルシシストは、強烈な野心誇大妄想と、劣等感と、他人からの賞賛や喝采への過剰な依存を示す。自分自身についての慢性的な不確実感と不満、他者に対する意識的または無意識の搾取性及び無慈悲さがその特徴である。➡ オットー・カーンバーグ

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私の意見では、ナルシシズム障害の根本的な原因は感情の否定であるということがはっきりしている。そこで私はナルシシストを、感情によって行動が動機づけられることのない人間と定義しよう

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だが、それでもなお次のような問題が残っている。それは、感情を否定することを選ぶ人がなぜいるのか?という問題。そしてもう一つの問題はナルシシズムの障害が今日の社会に、これほどまで広まっているのは何故なのか?という問題である。➡ A・ローウェン

 

もう一つの側面は、冥界の女王ペルセポネーに代表される、野心的な側面である。彼女は人間を駆り立てて鼓舞する反面、死や狂気に追い立てるという性質をもっている。母親の野心的ファンタジーは彼の中に、うぬぼれた破壊的野心を生じさせる場合もある。➡ A・グッゲンビュール・クレイグ

 

ドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」春秋社より

タイプ3は、幼児期の母親との関係のために、現在の姿をあらわしている。彼らは自分の母親もしくは母親に代わる人物と肯定的に結び付いていた。タイプ3は、母親から受けた無制限で惜しみない注目を、それ以後の人生においても(無意識のうちに)期待するようになる

 

彼らは、世の中が母親と同じように、無条件に自分を賞賛することを期待する。自分が重要な存在であると感じさせてくれた、母親の賛辞の眼差しは、彼らが他人の目の中に常に探し求めているものである

 

賞賛が彼らに「生きていることの価値」を感じさせるので、賞賛されないと、自己愛がひどく脅かされ、空虚さと敵意を感じる。しかし、不幸なことに、他人と関係を結ぶことによって、現実の中で成長するようには励まされなかった

 

タイプ3は自尊心の確認が労せず得られたので、自分自身に限界があることを学べなかった。彼らは超自我(良心)を発達させなかった。その代わり、イド⇒「自分自身に投資できる心的エネルギー」とペルソナ⇒「その結果生じた心象(仮面)」を過剰に発達させた。

 

彼らは、自分を無限の可能性を持つ人間と錯覚し、たやすく誇大妄想的な期待を抱く。彼らはその途方もない信念ゆえに、実際に成功することもあるが、期待を際限なく膨らむままにさせておくために、現実から相応の報いを受けて、不幸な結果を招く

 

偏った心の発達は、不都合を伴う出来事であるが、反面、健全から通常までのタイプ3は、他のタイプの追従を許さないほどのエネルギーを目標達成のために傾注することができる。その一方で、不健全なタイプ3は自分の内部に、自分を抑制するシステムを持たないので、容赦なく他人から搾取することができる。彼らは、人々を実体として見ておらず、自愛的な目的のためにしかその存在を認めないため、恥知らずに人々を利用する。

 

皮肉なことに、タイプ3は誰よりも優れているように見えて、実際には極めて限定された人生を生きている。他人の賞賛とは無関係に自分を成長させないかぎり、自分自身を知ることは出来ないし、ましてや人に対して愛情を持つことは出来ない。見かけとは裏腹に、優秀どころか彼らは虚ろである。際限なく賞賛を求める結果、自分に関する偶像をつくり出し、崇拝し、他人にも同じようにすることを求める。他人がその要求に答えなければ、彼らは敵意をもって攻撃する

大蛇の死骸:2018年7月10日の夢

2018年7月10日の夢

以前、祖母が住んでいた家の近くの、路地の生け垣を縫うように横たわる、巨大な蛇の死骸が発見されたので、調査のため現地へ行く。

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日本の蛇にしては、あり得ないくらい太く大きいが、赤と緑と黒、それに淡褐色のまだら模様で、ヤマカガシに似ている。それが鋭い刃物でぶつ切りにされて、生け垣の表と裏にわたって転々と、頭から尻尾までが、ほぼ蛇が生きていたときの形で間隔をおいて並んでいた。

 

概算で4メートル弱と思われたが、いつの間にか中間部分の3つを残して、尾と頭とそれ以外の大部分が消えていた。自分の仕事は、この三つの塊を研究機関に持ち込み、分析することだと思われる。maki_yuba

デパートなどで雨の日に使う、傘を入れる使い捨てのビニール袋のような袋に、三つの塊を一つずつ収納してゆく。若干きついが、伸縮性があるので何とか収まった。ただ三つ目の袋だけ縛るのが遅れて、端の部分が内部の圧力で押され、はみ出してしまった。はみ出した部分はすぐに、ぼろぼろの赤土(細かい鹿沼土が赤くなった感じ)のような無機質な物質に変化してしまった。

 

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不思議なことに、最初見たときから、気持ち悪さとか不気味さは感じていなかった。なぜかというと死骸はまだ新しく、切り口がきれいだったからで、袋に詰めると袋の表面がつやつやと光り、スーパーで売られている何かの食材(青魚のぶつ切り)のように見えた。

 

三つの塊をジュラルミンケースに入れ、調査のために研究所に向かう。研究所に着いてすぐ、ある外国籍のコメンテーターが「大蛇を殺してバラバラにした」と話していたという情報を得た。そこで事の真偽を確かめるべく、会って話を聞くことにする。

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コメンテーターはこれから外国へ向かうのか、それとも日本に来たところなのか分からないが、現在空港にいるという。急いで空港へ行き、話を聞こうとしたところで目が覚めた。

竹とタケノコ:2018年7月2日の夢

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自転車で商店街を通りかかると、大きなタケノコを抱えた小さな女の子がよろけながら歩いていた。自転車を降りて、女の子が通り過ぎるのを待ち、そのまま商店街の路地を曲がる。兄の家を目指し自転車を押して歩いていると、後ろに人の気配がした。

 

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初老の女の人が、急ぎ足で追いかけてきて、「孫を気遣ってくれたお礼です。今はこんなものしかありませんが」と、大きなタケノコと7センチ四方ぐらいの透明な箱に入った、透明な水をくれた。箱には黒い文字で商品の名前らしきものが書かれていて、おばさんの話では「これを顔につけると、つるつるになりますよ」とのことだった。

 

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お礼を言って受け取ると、「私は、この先の竹林の中に住んでいます。竹でいろいろなものをつくる仕事をしています。竹を燃やした灰で出来た砂山が目印です。今度遊びに来てください」とお辞儀をして去っていった。

 

兄の家に着くと、お客が来ていた。お客は全員スーツを着ていて(上着は脱いでいた)、竹を原料にした商品を幅広く展開しているとのこと。この人も7センチ四方ぐらいの透明な箱に入った透明な水をくれて、「これを顔につけると、つるつるになりますよ」といった。タケノコをくれたおばさんは、親戚とのことだった。

 

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「おじさん(社長か会長らしい)がもうすぐ来るので、そしたら将棋の相手をしてやってくれますか?」というので、「駒の動かし方ぐらいしか知りません」と答えると、「それでいいのです」とのこと。

 

顔がつるつるになる水は、風呂に入ってシャワーを浴びてから試してみようと思ったが、その前に目が覚めてしまった。会長らしき人とも将棋はしていない。

郊外の広い部屋:2018年6月22日の夢

夢の中で別の人格になっているため、自分のようでもあり、他人の生活を見ているようでもある。

 

郊外の広い部屋に引っ越す。建物はまだ新しく、賃貸なのだがとにかく広い。それでいて家賃が安い。全体的には学校の寮のような感じである。しかし各々の部屋が広く、一戸建てくらいの部屋数があり、その上、日当たりがよくて明るい。

 

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先住人?の人に「どこか食事のできるところはありませんか?」と聞くと、「あそこに寿司屋があります」という。廊下の窓から、その人が指さす先の坂の上に寿司屋が見える。周辺の道路は広く、きれいに舗装されているが、とにかく人が少ない。そのためか商店も少ない。なんだか日本でないような感じもする。

 

「もしよければ、駅の周りを案内してください」と頼んでみると、先住人は快く承諾してくれた。途中、丘の上に「カレーうどん」の看板が見えたが、営業しているのか心もとない。駅に着くが、やはり周囲にはこれといった店がない。

 

奇妙なことに(夢だから)駅のトイレの各部屋?一つ一つが、地元企業の提供という風変りなシステムで運営・維持されていた。周囲に何もないので、先住人の車で少し離れたところにあるホームセンターへ行き、必要最低限の物を揃える。

 

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次の日気がつくと、カナズチを振るっていた。道の脇に小屋を建てて棚を吊り、ここを訪れた人が奉納した思い出の品を並べる仕事をしている。これが、新しい仕事らしい。

 

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暮らし始めて少したった頃、30代後半~40代前半くらいの女性が引っ越してきた。引っ越しの手伝いをするが、本の量が半端なく多い。広い部屋にびっしり、天井まである本棚を並べて本を片付ける。まるで図書館のようになった。

 

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夕方、海を見に行く。透明だが少し緑色に濁った水が、視界の端から見る見るうちに、透明な青色(サファイアのような色)に変わってゆく。理由は分からない。

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