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嘘がつけるとき

制作:イギリス・Wall to Wall「子どもの心はこう育つ」LaLaTvより

 

嘘は悪いことばかりではない。赤ちゃんにとっては大切なコミュニケーションの手段でもある。嘘をつく能力は住まれながらのものではなく、成長に従い徐々に発達する。生後6週間のアダムは鳴き声を上げれば母親が応じてくれるということを知っている。

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最近では泣き方を変化させることを覚え、まず少し泣いてから泣き止み、母親の反応をうかがう。反応がなければもう少し大きな声で泣き、これをくり返す。もっとも赤ちゃんは、泣くことだけで精一杯である。

 

言葉には力がある。2歳のルイは最近、おねだりするときにぴったりの言葉を見つけた。魔法のような力を持つ言葉「お願い」である。ルイは「お願い」という言葉の持つ力を、父親との会話で学んだ。

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泣き叫ばないでお願いしていれば、願いが叶うことが分かった。子供は言葉を覚えながら成長する。

 

エバは2歳半、宿題が終わるまで、お姉さんの邪魔をしてはいけないといわれたが、構ってもらいたいエバは「ヤケドした」といってみた。以前火傷をしたときに、みんなが心配し、氷で冷やしてくれたことを覚えていたからだ。

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このやり方で、構ってもらうことに成功したが、三度目はなかった。嘘を信じさせるためには、説得力のある話をつくり出す必要がある。しかし、2歳のエバにはそのための想像力がまだ備わっていない。

 

3歳くらいになると、想像力は発達してくるが信憑性がいまいち。

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嘘に信憑性を持たせるには、相手が何を考えているか推測する能力が必要。一般的に3歳から6歳ぐらいまでに、この能力は完成する。しかし、その時期が来るまで子どもは「自分が知らないことは相手も知らない」と思っている。そのため、まだ人をだますことは出来ない。

 

3歳のイワンはチョコレートが大好物。お母さんは「お客さんが来たから、食べないで待っててね」と言い残して部屋を出た。しかし、イワンは待ちきれずに、指でこそげて食べてしまう。

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言い訳其の1「食べてない」と否定するが、こそげ跡があったので却下。言い訳其の2「アレックスがやった」と弟のせいにするが、アレックスは学校に行っているので、でっちあげ失敗。

 

イワンは自分の知らないアレックスの居所を、まさか母親が知っているとは思わなかった。3歳の子どもは相手の考えを推し量ることができないので、まだ人をだますことができない。

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地球ネコ
内村鑑三の言葉
日本に欠乏しているものは何か。それは富ではない。知識ではない。才知ある計略でもない。愛国心でもない。道徳でもないだろう。欠けているのは「生きた確信」である。真理そのものを愛する「情熱」である。この確信、この情熱からくる無限の歓喜と満足である。
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武者小路実篤の言葉
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか、家のためですか。親のためですか、夫のためですか、子のためですか。自己のためですか、愛するもののためですか。愛するものを、持っておいでですか。
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佐藤蓼丸

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