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(I Can't Get No) Satisfaction

■アン・ウィルソン・シェフ「嗜癖する社会」誠信書房より

その子供の要求はほんの些細なものだったのに、母親はまったく無視していました。不幸なことに自己中心性は伝染します。他人のことをほとんど気にかけない人と一緒にいると、自分を守るために私財をため込み、自分のことしか考えられなくなるのです。誰もがそうしているからです。この少年が成長した際、自分勝手にならなければ、何も手に入れられないと信じるようになる様子が想像できます。

 

■A・ローウェン「ナルシシズムという病い」新曜社より

子どもが何らかの形で絶えず屈辱感にさらされていれば、身体にも精神にも屈辱の恐怖が構造化されてゆくことになる。このような人間は苦も無く次のように誓うことが出来よう。大きくなったら私は権力を握り、お前にも誰にも二度とこんなことを、私にできないようにしてやる。不幸にもわれわれの社会では、こうしたナルシシズム的外傷が多くの子どもに生じている。なぜかといえば、自分の子どもを左右する力を、自分の個人的な目的のために利用する親が多いからである

 

■ドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」春秋社より

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他のなににも増して自分の満足を優先することが、彼らを出来の悪い親にしている。彼らは、あまりにも自己中心的なので、子供が真に必要としていることを、気遣うことができない。男性のタイプ7は確かに気遣えないし、女性のタイプ7も母親らしく尽くすタイプには程遠い。

 

 

タイプ7は、あまりにも度を超すことに慣れてしまっているため、何事も過剰にしなければ満足ができない。彼らが満足するためには、あらゆる種類の刺激が「さらに、さらに」必要となる。

 

求めているのに、当然達成することは出来ない陶酔を得るため、性の面ででたらめになったり、麻薬を使ったり、新しくより高価なものを買うため、大金を投じたりし始める。しかし、ここでもまた、彼らには嗜癖依存性があるので、刺激の元になるものにすぐに頼る。そして、いったん何かに頼るようになると、彼らは鎖につながれる。それ無しではいられなくなるのである。

 

この段階の通常のタイプ7は、真の幸福を完全に欠いている。金で買えるものは何でも持っているが、彼らは、その経験によって人格を成長させなかったし、実際には退化している。感情的に頑なであるから、ますます満足できなくなり、そのうえ、未だ飽くことを知らない習慣となった過剰さが、彼らを文字通り満足できない人間にしている。

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内村鑑三の言葉
日本に欠乏しているものは何か。それは富ではない。知識ではない。才知ある計略でもない。愛国心でもない。道徳でもないだろう。欠けているのは「生きた確信」である。真理そのものを愛する「情熱」である。この確信、この情熱からくる無限の歓喜と満足である。
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武者小路実篤の言葉
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか、家のためですか。親のためですか、夫のためですか、子のためですか。自己のためですか、愛するもののためですか。愛するものを、持っておいでですか。
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佐藤蓼丸

Author:佐藤蓼丸
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