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シーシュポスの神話

その絶望の瞬間から、新しいが永遠に古いこの神話、絶望的なように見える状況に相応しい唯一の神話、すなわちシーシュポスの神話が生まれる。この神話はアメリカン・ドリームと真っ向から対立している。どこへも到着することなく、永遠の単調な労苦と汗の中で、毎日同じ行為が反復されるように見える。だが、それだけではこの神話の決定的な意味を見落としてしまう。シーシュポスにできる唯一のこと、それは彼とゼウスとの、彼と運命との、このドラマの一瞬一瞬を意識するということである。これは極めて人間的なことであり、そのために彼の反応は、彼が岩を押し上げる山頂の暗い夜の反応とはまったく異なる。。⇨ ロロ・メイ

 

 

SeesaaBLOG「気候変動の向こう側」気候変動を否定する人の心理 より

気候科学のメインストリームではこれだけの一致を見ている気候変動による温暖化の原因を、なぜここまで否定的/懐疑的に捉える人が多いのでしょうか。また、そのような人たちにどのような心理的影響が働いているのでしょうか。

 

2012年に発行された、精神分析医が携わった全米野生生物連盟のレポートによると、今後、多くのアメリカ人が、気候変動を原因とする気温上昇、異常気象、資源の減少によって、抑鬱や不安障害、心的外傷後ストレス障害、薬物乱用、自殺、暴力の発生に悩まされることになるだろうと予測しています。

 

筆者のひとりであるVan Susteren氏は「気候変動を否定する人は、真実を聞くストレスに耐えられない。何かについての真実を聞く準備ができていない人たちは、単純にその真実を否定するのです」と話しています。

 

逆に、気候変動の科学を認め、気候変動によってもたらされるであろう将来的な被害を防ぐために行動している人たちは、また別のストレスにさらされているといいます。その予測される被害の大きさと、進まない気候変動対策、気候変動否定派との関わりからくるストレスなどから、まだ起こっていない現象・事象を極度に憂うことによって、「心的外傷前ストレス障害(予期不安症)」を患ってしまうとVan Susteren氏は言います。

 

気候変動問題の解決に取り組む人たちは、このようなストレス障害と向き合うために、自分にコントロールできる範囲のことだけに集中し、自分の生活を充実させることが必要だと筆者は言っています。そして、気候変動問題を解決していくことが自分にとって最大の薬になると。

 

新しい生き方の規範

人間は「この世とは何か」「人生とは何か」ということに納得のいく答えなしには生きていけない。人間は死んだらどこへ行くのか。自分が生まれる前は一体どこにいたのか。こう考え始めたが最後、私たちは、それこそ止めどなく深い不安へと陥ってしまうものなのである。

 

恋人の目を見つめたり、公園の木に触れたり、犬を撫でたり、戸棚の隅に蜘蛛の巣を見つけたりするときには、宇宙の遥か彼方の星々の世界へ突然連れ込まれたような、奇妙で背筋が凍るような恐怖心を感じなくてすむ。要するに私たちは、ダーウィンによって自然とは何かを分かったつもりになって、それに安心してきたのである。

 

「エントロピーの法則」は、私たちに対し、なにゆえに現代の規範が瓦解したのかを、徐々に、しかも正確に教えてくれるはずだ。私たち現代人は、長年土台にしてきた古い規範と、いまや創生されつつある新たな規範との狭間に住んでいるわけである。やがて、誰が見ても明らかなのに、我々はどうして誤った原理や理論を信じていたのだろうと、唖然とする時代が到来するに違いない。⇨ ジェレミー・リフキン

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内村鑑三の言葉
日本に欠乏しているものは何か。それは富ではない。知識ではない。才知ある計略でもない。愛国心でもない。道徳でもないだろう。欠けているのは「生きた確信」である。真理そのものを愛する「情熱」である。この確信、この情熱からくる無限の歓喜と満足である。
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武者小路実篤の言葉
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか、家のためですか。親のためですか、夫のためですか、子のためですか。自己のためですか、愛するもののためですか。愛するものを、持っておいでですか。
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佐藤蓼丸

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