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典型的な平凡人

ドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」春秋社 より

周りに順応して役割を演ずる人

通常のタイプ9は、進んで自分自身を他者に順応させる。なぜなら、彼らの自己感覚はそこにかかっているからである。相手が理想化されればされるほど、感情的な絆は強くなり、タイプ9が感じている自分自身というものとの一体化を深める。彼らは、子供のために生きる母親、夫のために生きる妻のようになる。もちろん、子供がまだ幼く、母親なしでは生きられないときに、母親が子供の必要に従うことは適切なことである。しかし、子供が大きくなるにつれ、同じように自分を表に出さない態度を続ければ、それは問題となる


通常のタイプ9が相手との一体感を持ちすぎ、その過程において自分自身を見失うことが多すぎるのが本質的問題であるあまりにもたやすく他人の願望どおりにすることが彼らの願いとなり、他人の考えどおりにすることが彼らの考えとなる


相互作用が起こる:彼らは相手に順応するにつれ、相手を理想化する。もし相手が人ならば、その人は決して間違ったことはしない。もしそれが価値とか信念であるならば、それは決して疑われることはない。したがって、通常のタイプ9は、習慣的な役割にすぐに落ち込み、人生で自分の占める場所は役割「夫、妻、稼ぎ手、親、市民」を果たすことであると定義する。


それは誰か他の人から、もしくは、自分の生きている文化によって割り当てられたものである


他の多くの事柄の中で、結婚し、子供をもち、仕事を持ち続けることが期待され、彼らはそのように順応する。彼らの生き方、宗教的、政治的信念、自分自身や子供たちに対する期待は、自分が受け入れた慣習によってすべて定義される


通常のタイプ9は、典型的な平凡人であるとあまりにも適切に考えられているのは、この理由による。彼らは社会の接着剤であり、必要ならばどんな隙間にも進んで流し込まれようとする意志によって、関与した個人にはそれなりの犠牲を払わせることになるが、社会に役立つ。自分の発達については一切考えずに、通常のタイプ9は、習慣的な価値基準と社会の大半の穏健な生活様式を受け入れる。


したがって尊敬されることは、彼らにとって非常に重要なことである。タイプ9は、社会的地位が同じくらいの人たちに負けまいとするよりも、むしろ、社会の尊敬すべき人々の一員であり、適切なことをし、立派な人たちがやらないようなことはしないことのほうに関心がある。


この意味において、通常のタイプ9は一般に保守派であり、家族と宗教と仕事を中心とする伝統的価値を守ろうとする


『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(原題:The Return of the King)2003年、アメリカ・ニュージーランド合作。監督・製作 : ピーター・ジャクソン■キャスト /■ピピン: ビリー・ボイド、ガンダルフ : イアン・マッケラン、デネソール:ジョン・ノーブル、ファラミア:デビッド・ウェナム

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地球ネコ
内村鑑三の言葉
日本に欠乏しているものは何か。それは富ではない。知識ではない。才知ある計略でもない。愛国心でもない。道徳でもないだろう。欠けているのは「生きた確信」である。真理そのものを愛する「情熱」である。この確信、この情熱からくる無限の歓喜と満足である。
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武者小路実篤の言葉
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか、家のためですか。親のためですか、夫のためですか、子のためですか。自己のためですか、愛するもののためですか。愛するものを、持っておいでですか。
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佐藤蓼丸

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