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マリリン・モンロー「魅力の秘密」

ドン・リチャード・リソ「性格のタイプ」春秋社 より

比較的健全なタイプ6でも、必ずしも自分を主張するとは限らない:あるいは、自分は他の人たちとまったく同等であると感じるとは限らない。彼らは、なんらかの理由によって見捨てられ、人生で一人になることを恐れるので、自分の外部に安全を求め始める。他の人々を必要とし、また、自分の幸福は確固たる人間関係を築き維持することにかかっている、と彼らは感じる


信頼は重要な問題である。タイプ6は、彼らの望む安全を与えてくれる永続的な感情の絆をつくってくれるような、完全に信頼できる人を見つけたいと思う。人々に受け入れられることから生ずる感情面での安全が得られるように、人から好かれたいと思う。この目的のために、健全なタイプ6は、他の人たちを感情的に引き付ける能力を発達させる。


健全なタイプ6は大人であっても、紛れもなく人から慕われる特質を持ち、それは知らず知らずに人の心に訴える。この特質は、疑いもなく、ユングが内向的な感情作用を記述するときに伴った困難さについて書いたときに言及していたものである。


健全なタイプ6は非常に人に慕われるが、なにが彼らをそのようにしているのかを知ることは、それが主観に作用される特質だけに、ときに難しい:ある人の心に訴えるものが、別の人の心には訴えないかもしれない。しかし、これは常にそうなのであるが、健全なタイプ6は人の心に強い感情的な反応を引き起こすやり方を知っており、人の感情を無意識のうちに引きつける。


タイプ6は、一つにはタイプ3とともに最も肉体的に魅力のある性格のタイプの一つであるため、人々を彼らに反応させる能力を持っている。彼らの魅力の中には、性的で誘惑的な魅力の要素も多分あるであろう。


私は有名になりたかった。みんなが私を好きになってくれるように、そうして、愛情と好意に囲まれていられるように。」     ⇨ マリリン・モンロー


しかし、それだけではない。健全なタイプ6をそのように魅力的で愛らしくさせ、また、彼らの求める安全を、人々が彼らに与えたくなるようにさせるものは何かということに対する答えは、ここに述べられたような相互作用が、すでにタイプ6自身によって準備されているということである。


人々に受け入れられたいという彼らの欲求は、タイプ6に、彼らに愛を与えるように人々を励ますやり方で振舞うようにさせる。彼らは人を誘い込み、意を迎えようとする特質を持ち、それが人間関係を刺激する。それでも、彼らの魅力を正確に見分けることは必ずしも容易ではない。なぜなら、それは非常に微妙なものー 目配せ、大いなる微笑、潜在意識的な身振り(例えばモンローウォーク)であるからであるし、おもねるようなやり方で、あからさまに誘惑的迎合的では必ずしもないからである。


子供における同様な作用を観察してみれば、彼らの訴えをよりよく理解できるであろう:子供が両親に示す信頼と期待と愛情の特質は、健全なタイプ6が人々に訴えるものと同じである。彼らは言葉を使わない伝言ここには、恐れることはなにもないー君の近くに行かせてもらえたら、君も僕の近くに来ていいよ」を伝えることができる。


ある人々には、もちろん、これは通じない:そのような人々は、健全なタイプ6の人に取り入る態度は、それが必ずしも成熟し切っていないわけではないけれども、幼稚であると見る。彼らをはねつける人もいる一方で、彼らの訴えに動かされやすい人も多くいるし、タイプ6は意識して好かれようとしているため、好かれる要素も多い。


彼らはきわめて魅力があり、陽気で、ばかげたところすらあり、幾分可愛らしい「小さな男の子、女の子」の悪さ好きなところも持っている。人に伝わりやすい微笑とひょうきんで自己卑下のユーモア感覚を持ち、彼らは、仲良くなりたいと思う人にうるさくせがむ


人と関係を結ぼうとする彼らの努力は、当然、へつらうところがある。人々は、言葉よりも行動によって友情を求められ、お返しに信頼と愛情を提供される。健全なタイプ6との関係は楽しく、双方にとって感情面で報われるものである。しかし、次のことに注意しておこう。相手を引き付けたい欲求は、自動的に相手を優位な立場につけるが、それは、後に重要な結果をもたらすことになろう

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佐藤蓼丸

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