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恐怖なしに生きる



J.クリシュナムルティ「恐怖なしに生きる」平川出版社 1954年1月5日:ラジガット・スクールで生徒たちに語る より


あなたがた若い人たちと私が、この恐怖という問題についてじっくり考えるのはとても重要なことです。なぜなら社会や大人たちは、みなさんが行儀よく振舞うためにも恐怖心は必要だと考えている からです。


もしあなたが親や先生を怖がれば、それだけ彼らはあなたを支配しやすいわけですね。彼らは「これをしなさい、あれをしてはいけない」と言えます。そこであなたは従わざるを得ないのです。ですから恐怖は道徳的圧力として使われるのです。


社会も恐怖心は必要だと言っています。しかも恐怖心が無ければ、市民や住民はまさに好き放題、好き勝手にするだけだと考えるのです。


恐怖はこのように人間を管理するため不可欠なものとなりました。


恐怖はまた人々の啓発にも使われましたね。世界中の宗教は、人間を管理する手段として恐怖を利用してきたのです。ちがいますか。それらの宗教は、あなたがもしも現世できちんとやらなければ、その代償を来世で支払うことになると語ります。


すべての宗教は愛を説き、兄弟愛に触れ、人類は一つだと語りますが、それらはみな狡猾に、ないしはきわめて野蛮に粗野に、この恐怖心を維持してきたのです。


もし一つのクラスに大勢の生徒がいたら、先生はどうやってみなさんを統制できますか。ふつうはできません。先生は、みなさんを統制するための手段を考え出さなければなりません。先生は煽ります。「がんばれ。君たちよりもずっと優秀な、だれそれ君のようになるんだ」。そこであなたは奮闘したり、怯えたりするのです


恐怖は、たいがいみなさんを管理するための手段として使われます。おわかりですか


教育が恐怖を根絶し、それを取り除く手助けをするのは、とても重要ではないでしょうか。なぜなら恐怖は精神を堕落させるからです。すべての恐怖の形態を理解し、追い払い、取り除くことは、とても大切なことだと思います。


そうでないとどんな恐怖であれ、それがみなさんの精神をねじ曲げてしまうからです。そうなればもう聡明ではいられません。恐怖は黒い雲のようなものです。


恐怖を抱いているときはまるで黒い雲を心に浮かべ絶えず怯えながら、燦燦と照る太陽の下を歩いている感じです

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日本に欠乏しているものは何か。それは富ではない。知識ではない。才知ある計略でもない。愛国心でもない。道徳でもないだろう。欠けているのは「生きた確信」である。真理そのものを愛する「情熱」である。この確信、この情熱からくる無限の歓喜と満足である。
武者小路実篤の言葉
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか、家のためですか。親のためですか、夫のためですか、子のためですか。自己のためですか、愛するもののためですか。愛するものを、持っておいでですか。
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佐藤蓼丸

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私たちは体においてよりも、心において不健康である。⇨ ラ・ロシュフコー

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