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観光輸出の副作用

Yahoo!ニュース/The Page:新型コロナで経営破綻の温泉旅館 「インバウンド頼み」の大きな副作用 3/8(日) より


(前略)

一見、特効薬のように思われた「インバウンド頼み」「中国人観光客頼み」には大きな副作用があった。それが、今回の中国を震源とする「コロナショック」で明らかになった。


新型コロナウイルスの問題が大きくなるにつれて、中国人客は減少。中国政府が1月27日から海外への団体旅行を事実上禁止する。本来であれば、1月25日の春節(旧正月)を挟んだ大型連休は、多くの中国人が海外旅行を計画する時期のはずだった。


(中略)

めざせ!観光先進国。すなわち、全国津々浦々その土地ごとに、日常的に外国人旅行者をもてなし、我が国を舞台とした活発な異文化交流が育まれる、真に世界へ開かれた国」


「そこでは、次々と新たなサービスの創造やイノベーションが起こり、地域の産業・経済の足腰が強化されるといった好循環が創出される」


観光は、真に我が国の成長戦略と地方創生の大きな柱である


今から4年前の2016年3月末に、安倍晋三首相が議長を務める「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」が策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」に書かれた文章の数々だ。このビジョンでは、新たな目標として、訪日外国人旅行者数を2020年に4000万人(2015年の約2倍)、2030年に6000万人とすることを掲げている。


そして、冨士見荘のニュースが出てから1週間余りがたった3月5日。新型コロナウイルスの感染拡大への対策とはいえ、政府は一転して、2019年の訪日外国人旅行者数で国別1位の中国(香港・マカオを含む)、2位の韓国からの入国制限強化に踏み切った


これまで、あたかも日本再生の特効薬であるかのように「観光立国」や「インバウンド」という言葉が使われてきた。確かに昨年までを見ると、数字の上では、訪日外国人旅行者数は増え、経済的な効果も大きかった。しかし、無名の温泉旅館の経営破綻は、それが特効薬なんかではなく、使い方を少し間違えただけで大きな副作用に見舞われる劇薬であることを示唆しているのではないだろうか。


新型コロナウイルスに今のところ特効薬がないように、日本が抱える課題を一気に解決できるような特効薬などない

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日本に欠乏しているものは何か。それは富ではない。知識ではない。才知ある計略でもない。愛国心でもない。道徳でもないだろう。欠けているのは「生きた確信」である。真理そのものを愛する「情熱」である。この確信、この情熱からくる無限の歓喜と満足である。
武者小路実篤の言葉
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか、家のためですか。親のためですか、夫のためですか、子のためですか。自己のためですか、愛するもののためですか。愛するものを、持っておいでですか。
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