不都合な真実が意味するもの
サン・ベア&ワブン・ウィンド「インディアンの大予言」扶桑社より
地球の変化は間近に迫っている。私は、それを歓迎している人間のひとりである。この惑星が生存するために必要な変化だと思う。これは、大昔にインディアンに告げられていたことであり、今、スピリッツが語りかけていることである。
この変化は浄化の時が来たことを意味している。地球は、大きなムク犬のようなものであり、人間は毛の中に棲む蚤のようなものだ。犬が体を揺すったら、私たちは落ちないかと、とても心配しなければならない。私たちは、1973年から始まった変化の時の中に生きている。私の信じるところでは、この変化は2000年を過ぎても、いっそう激しくなって続いているだろう。
地球の変化が起こり、さらに今後も続いていく理由は、多くの人々が未だに自分自身に必要な変化を起こさず、自らを守る行動を起こさないでいるせいである。人間は地球を汚染することをやめず、聖なる生き方を始めようともしない。地球上にゴミを撒き散らすことをやめようとしないのだ。
ラビ・バトラ「JAPAN繁栄への回帰」総合法令より
歴史が示すように、長期的には勤勉で謙虚であった人が報われ、無気力で放漫な人は辛い目にあわされる。たしかに短い期間では、放漫で粗暴で残酷な人が成功していくかもしれないが、長期的には破滅していくことになる。自然という至高なる智慧は、奮闘しもがき苦しむ人に報い、残酷でどん欲になり放漫な人には厳しい処罰を与えるのである。
現代の文筆家や評論家達は、世界中で起こる出来事の裏にある、自然の持つ本質的な摂理には、ほとんど注意を払っていない。自然は、宇宙を形成するのに何十億年も費やしてきた。
「しかし現在はその手綱は人間の手に引き渡された。だから、何でも好きなことを、やりたい放題できるのだ」という考えは、まったくもって不条理な考え方である。
もし仮に、誰かが何かを創りあげるために何十億年もかけてきたならば、その創りあげたものを他の人が破壊するのを黙って見過ごしたりはしないものである。もし、今まで創りあげてきたものにさらに手を貸し、完成を手伝おうとする人がいたならば、当然その創造主は、喜んで彼らに報いるだろう。しかし、指導者たちが利己的になり腐敗してくると自然宇宙自体が指導者層の交代を促すように、彼らに対して破壊的になってくる。