FC2ブログ

「裏」のシナリオが進行中

■ここから始まったすべてが、今終わろうとしているのです。➡ 蓼丸


田中宇の国際ニュース解説/世界はどう動いているか:「大リセット=新常態=新しい生活様式」のからくり

(前略)

話がすごく広がってしまったが、要するに、新(々)常態と大リセットと新しい生活様式は、同じものを違う側面から見ている用語である。それらが意味するものは米国覇権の自滅と覇権多極化だ


もう少し詳述すると「完全雇用大量消費全国民の中産階級化などで構成される戦後の米欧のリベラル資本主義体制を、コロナを使って自滅させること」とか「リーマン後、米欧金融を延命させてきた米欧日の中銀群のQEをコロナを使って限界以上に拡大させて破綻させ米国の覇権を金融面から自滅させること」とか「米国覇権を自滅させる一方で中国を台頭させ、日韓を米国傘下から中国傘下に移転させて中国を強化し、覇権を多極化すること」である。


「米欧の上の方が自分らの覇権の自滅を望むはずがない」と言う人もいるので、他の理由についても考察してみる。よくある見立ての一つは「製薬会社がワクチンで儲けるためにコロナ危機が起こされた」というものだ。コロナを長期化し、生半可にしか効かないワクチンを繰り返し全人類に強制的に接種する体制を作り、製薬業界がボロ儲けする、というシナリオだ。この説が間違いである理由の一つは、都市閉鎖の経済的なマイナスの総額は、製薬会社のプラスの儲けの何千倍もの額になる点だ。


製薬業界は、他の諸業界から袋叩きにされてコロナ危機の扇動をやめさせられてしかるべきだ。加えて、コロナのせいで全世界の病院が、コロナ以外の患者の受け入れを渋る傾向になり、患者自身も病院に行けない・行きたくない状況だ。コロナ以外の分野の病院が世界的に経営難になっている。これは製薬会社にとって大損だ。コロナ以外の医薬品や医療機器の儲けの消失は、コロナのワクチンの儲けの何十倍もの損失になる。製薬会社黒幕説は妄想だ。


「国際的な上の方・エスタブたちが下々の人類に対する管理強化をやりたくてコロナ危機を扇動している」という「管理強化説」も存在する。全人類の位置情報の管理強化、通貨デジタル化による資金移動の監視強化、ワクチン接種した人だけ旅行できる免疫旅券制度など、たしかにコロナ危機は人類の管理強化になっている。


だがこの説は「エスタブたちにとって最も儲かる最上の世界体制はリベラル資本主義の自由市場だ」ということを忘れている。エスタブにとって、管理強化のプラスより、リベラル資本主義の自滅のマイナスの方がはるかに大きい。管理強化が目的なら、他の方法がとられたはずだ。目的は管理強化でなく自滅そのものであると考えざるを得ない。


コロナ危機やQEで米欧を自滅させる理由が多極化であるとして、今なぜ多極化が必要なのか。歴史的に考えてみるのが良い。


米欧の「上の方」=エスタブ=国際資本家たちが多極化を試みたのは今回が最初でない。2度の世界大戦は、多極化の試みでもあった。世界大戦によって、大英帝国を筆頭とする列強を自滅的に共倒れさせ、列強が自滅したしかばねの下から植民地支配されていた諸地域が独立して新興の国民国家(発展途上国)になっていき、中産階級を育成して世界経済の新たな牽引役になっていく、というのが世界大戦誘発の隠れた「裏のシナリオ」だった。


2度目の大戦では、戦後の新体制の後見役を米国がやり、ソ連中国も国連P5に入れて多極型の世界秩序になるはずだった。だが、英国が米国の覇権運営体(のちの軍産複合体)に取り付いて戦後の世界を冷戦体制にしてしまい、新興の途上諸国の多くがソ連中国側に分類されて敵視・経済制裁され、経済成長を阻止され続けた


この冷戦体制を破壊したのが隠れ多極主義者のニクソンやレーガンだった。冷戦終結とともに、欧州を米国から自立した「極」にするための欧州統合・EUの計画も始まった。しかし冷戦終結後、米英は金融の債券化で経済力を拡大して世界から旺盛に輸入し続ける金融覇権・消費覇権のやり方で覇権を維持し、中国など多くの途上諸国が米国への輸出で儲けて満足し、多極化が進まなかった


米国に楯突く諸国は人権などの口実で経済制裁されて抑止され続け、欧州も対米従属から離脱したがらなかった。債券化は、冷戦終結(1985年の英米金融自由化)からリーマン危機まで23年続いたバブル膨張であり、永続化できるものでなかった

覇権の自滅と多極化

田中宇の国際ニュース解説/世界はどう動いているか:「大リセット=新常態=新しい生活様式」のからくり


リーマン危機で債券金融システムが破綻し、世界経済を中国など途上諸国の実体経済の発展によって成長させる新体制に移行する必要が再び出てきた


新体制への移行には、米国覇権の自滅と多極化が必要だった。米国覇権を自滅させないと、覇権運営体は、中国など途上諸国の経済を破壊して移行を阻止しかねないからだ。覇権運営体の内部は、覇権の維持に固執する勢力(軍産など)と、世界的な経済発展を優先したい勢力(資本家など)とがずっと暗闘していた。


911で軍産の権力を急増したが、資本家側は米政権中枢に過激なネオコンを送り込んでイラク侵攻など自滅的な軍事戦略をとらせた。リーマン危機後、QEでドルを延命させる策がとられたが、短期間で終わるべきQEを長期化させる自滅策がとられ、冷戦後の米国覇権の根底にあった債券金融システムは蘇生しないままになった。


新型コロナは当初、中国経済を破壊する軍産の策として武漢で発祥させられた観があるが、米中枢の隠れ多極主義者はコロナを中国から世界に蔓延させ、その対策として米欧経済を自滅させる都市閉鎖策がとられるように仕向けた。中国を潰すためのコロナは、米欧を潰すものに変質した。コロナは、米欧のリベラル自由主義体制を破壊して中国みたいな管理・監視のきつい社会に転換させている。コロナは米欧を「中共化」している。(笑)だ。


日韓は、コロナの長期化とともに、経済的なサバイバルのため米国の傘下から静かに抜けて中国の属国になっている。日本人自身が気づかないうちに、日本は多極化の象徴になっている。日本は、中国側に入ったので、厳しい都市閉鎖をやらずにすみ、少しやっているふりをするだけで「上の方」から許してもらっている。


コロナ危機は、世界大戦以来75年ぶりに、人類の全員を巻き込んだ大転換になっている。2度の大戦は、英国(列強)覇権を壊して多極型にすることで植民地を独立させて世界経済の発展の主役にするために行われた。


コロナ危機は「大リセット」つまり米国覇権から多極型覇権への転換をもたらすが、これも、世界の(金融バブルでなく)実体経済の発展を妨害する冷戦後の米国覇権(とそこに従属する存在に成り下がったままの欧州)を自滅させ、中国など途上諸国をリセット後の世界経済の発展の主役にするために長期化させられている。世界経済の長期的な発展加速のためのリセット、旧体制破壊の策略としてみると、2度の大戦とコロナ危機は同じ役割を担っている。


かつて2度の世界大戦で多くの人が死んだ。今回のコロナ危機では、多くの人が失業して貧困層に突き落とされ苦しんでいくが、死者は少ない。世界の統計上のコロナの死者のほとんどは実際の死因がコロナ以外であり、コロナ自体は世界の死者の総数をほとんど増やしていない。


覇権転換の策略として、コロナ危機は世界大戦よりも大きく「改善」されている。また、大リセット=覇権の転換が終わり、途上諸国の経済発展が軌道に乗れば、欧米も自滅過程が終わって再起する可能性がある



鬼は外、福は内。

Toshikazu Sakurai「千年のうち」余命一年から千年を考える~より


人間は、都市に、労働(時間)を提供し、都市は賃金を提供する。都市は内部の労働と、外部から大量輸送によるエネルギー・物資を調達(略奪吸引)し、自らを維持する。 そして、消費の終わった物資は、廃棄する。


単純廃棄は、永続不可能であり、浪費と表現できます。(開放系である)➡蓼丸「地球は閉鎖系だから自己矛盾。なので、都市は自己欺瞞でしか維持できない。」 (略奪先に返却循環完結しないため、マイナスのスパイラル圧力がある。➡蓼丸「自由貿易も同様に無理筋


都会での人間の収入は、基本的に時間と比例します。(乗数労働ではなく、比例労働であり単純な構造です) 収入額は利潤を控除されたあとのため、自己消費した場合よりも減額されなければなりません。(売ったら損しなければならない)➡蓼丸「サラリーマンは、常に搾取される構造が当たり前という変なシステム。」


しかも1系統の賃金収入のみで、すべての需要を充足しなければならないのです。収入の多様化ができず、基本的に虚弱で不安定な経済基盤となります。 (ここでもマイナスのスパイラルが潜在的にある。)➡蓼丸「コロナ禍によっていっそうはっきりした。」


(ここでいう多様化は、仮想貨幣のほかに現物経済があるといった多様化であり、仮想貨幣の多様な獲得方法の確保という多様化ではありません。貨幣にたよった収入と蓄積は、すべて一系統で本質的に虚弱と考えています)


なぜなら、貨幣という資産は流動的で、外部から操作が可能だからです。相場変動やデリバティブなどにより、吸い上げられて実質を失う可能性があります。そして・・・時間の切り売りをするしかない都市居住者は、必然的に「時間欠乏症」になります。(エンデのモモの解決は無意味です)


時間の切り売りは、蓄積できず、また不充分なリターンなのだから自転車操業となり、ペースダウンすることもできない。ムダな時間を過ごしたら、生死に直結するのです。(停まったら終わり)➡蓼丸「コロナ禍によっていっそうはっきりした。」


また、都市では、事業拡大のための用地や、必要な物資・エネルギーを自己生産できないので、周辺へ無原則に拡大し、またより遠隔地から消費する物資などを求めていかねばなりません。➡蓼丸「都市は、自ら属する免疫系(地球という閉鎖系の自立システム)から疎外されて、無限増殖しようとするがん細胞。遅かれ早かれ、崩壊する運命


都市の本質は、情報です。経済を経営するための中核人間の対面ネットワークの存在が都市機能となります。そして情報の有無が、行動の質を決定的に左右します。また、物資の集積は、都市そのものです。集積場所は、到着地であり、到着地が物資の配分を決定します。➡蓼丸「税金もまた、同様の理屈で集められ、恣意的に配分されている。」

中間搾取者としての都市

Toshikazu Sakurai「千年のうち」余命一年から千年を考える~より


自己消費した余剰を都市は周辺に配分し、支配します。分配はコストを高くし、結果として周辺よりも、都市のコスト的優越性が保たれます。(周辺の農村や、遠隔地では物価が高くなる)


都会とかでも安いスーパーありますしそれに100円ショップやチェーン飲食店とかの商品や食べ物の値段は何処も同じ 。 田舎とか都会の物価の違いは土地の値段くらいですよね? ➡YAHOO!不動産/教えて住まいの先生「都会は田舎より物価高いって土地の値段くらいですよね?」 のベストアンサー


ーそもそも、日本全国、物価はほとんど一緒でしょう。結局、日本全国どこに行っても物価自体はほとんど同じなので、劇的に安くなるわけではないです。コンビニおにぎりが50円になるわけでも無いし、ガソリン代が100円きるわけでもない。むしろ場所によっては、ガソリン高すぎるところもあるくらいですよ。

ー都市の物価との比較:水道光熱費(あまり変わらないか、むしろ高い)、家賃(安い。東京があり得ないくらい高い)、食費(買い物の仕方で下げることも出来る)交際費(交際することが減る)、車両費(高い。車がないと生きていけない)

➡恩送りの宿ちょ「田舎は物価が安い」はウソだらけ


しかし、情報がITの発達で無償化し、大量輸送が細分化した輸送に変わり、地産地消になれば、都市の優位性は失われ、都市は不要となる(生き残れない)かもしれません。


都市は、エネルギーと物資と、人材を自ら生み出せません。どれも基本的に消費していきます。いわば存在するだけでコストがかかってしまうのが都市です。 (都市ブラックホール論・あるいは都市墓場論 参考)


都市は、投入したエネルギーなどのリターンを少なくする中間搾取者ともいえるかもしれません。


都市は収奪する周辺地帯から比べると、力が集中して隔絶しているためバキューム効果が高い。そのため、単体の地方のひとつが対抗しようとしてもできない力の差があります。ですから、周辺地域は都市に負け続けます。


過去の歴史で飢餓のさいに、農村で餓死が続出しても、すぐそばの都市でほとんど餓死が発生しないのはそのためなのです


都市は吸い取られる側の窮状に手を差し伸べることはないどころか、都市の存在そのものが飢餓や農村衰退の発生原因になりえます。(3.11であきらかになった、原発立地地方と都市の関係も興味深いです)


また、高速移動大量移動は、インフラが必要であり、都市のみに意味がある。 都市にしかできないことは、集中学習・体面による人的交流である。➡ 蓼丸「ITの発達により、田舎でも可能になった。コロナ禍で実証済。」

閉鎖系モデルへの移行

Toshikazu Sakurai「千年のうち」余命一年から千年を考える~より

受取るエネルギーは、もともと、無償であった。(無償の太陽光線、無償の土地、水、森)使用できるエネルギー、資源は限りがある閉鎖空間である。 そのためムダな仕事はしてはならない。


閉鎖空間の限界を越えた仕事は禁止されねばならない。ムダな仕事は貧困に結びつく。 その一方、資源を投入しない効率化(知恵による合理化)は極力行なわねばならない。


同時に、もともと無償の資源を利用するのだから、利用しないでいても、被害者はいない。利益が減り、扶養可能人数が減るぐらいである。(安全な経営が可能である)


人間の投入するエネルギーは、時間の制約があるが、農作物の要求する特定の時間以外は意味がない。 そのため、人間の時間は、繁期と、閑期のバラツキが発生する。(季節変動


この余剰時間が、貧困によるマイナス圧力をうけて、状況の打開・貧困の解消をめざして効率の悪い仕事に投入されると、生活の一切の余裕はなくなる


農業を自動化することは比較的容易です。この場合、単純加工業となり、従事する人口は際限なく減少しても、問題がなくなる。


先進国ほど農業従事労働者か少なく、生産性が高く、作物が余剰になってしまうというパラドックスがあります。しかし、かといって、すべての人間は農業受益者なのだから、関係がないどころか、農業にいかにつながっているかが、農村都市含めた全人間の死活的条件なのです。そのため、エネルギーと資源があれば、複数の系統からの収入が可能となる。


農地→農産物
太陽発電パネル→電力の販売
余剰時間労働→各種手工業
農産物加工品→高付加価値加工食品


しかも、機械化する設備を持つことで、労働成果は時間に比例したものではなく、乗数的に拡大可能である。(収入ソースが複数で、拡大効果、効率化の余地が大きい)


全体に考えれば、農村の活動は、「生産」であり、乗数効果のある「経営」となる。時間と比例した都市の本質的に単純肉体労働(事務など座業であっても肉体労働)とは性格が違う。


複数の収入・生活手段の確保により、長期的により安全な生活環境が維持可能。(冗長性が高く、ひとつの手段が閉ざされても影響が少なくできる)複数の自動的収入があれば、失業は怖くない。むしろ安易な仕事するほうが危険かもしれない。


ハーマン・デイリー
記事分類
転位
*
*
ランキングに参加しています
BlogPeople
FC2ブログランキング
INポイントランキング
ブログパーツ
リンク
内村鑑三の言葉
日本に欠乏しているものは何か。それは富ではない。知識ではない。才知ある計略でもない。愛国心でもない。道徳でもないだろう。欠けているのは「生きた確信」である。真理そのものを愛する「情熱」である。この確信、この情熱からくる無限の歓喜と満足である。
武者小路実篤の言葉
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか、家のためですか。親のためですか、夫のためですか、子のためですか。自己のためですか、愛するもののためですか。愛するものを、持っておいでですか。
プロフィール

佐藤蓼丸

Author:佐藤蓼丸
私たちは体においてよりも、心において不健康である。⇨ ラ・ロシュフコー

安全で有効なmRNAワクチン?
安全で有効なDNAワクチン?
ファイザー遺伝子ワクチンの副反応
ワクチンの天秤のかけ方
医学部生等まで正体不明のワクチンに捧げるな