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宗教改革の普及

ジャック・ブロス「世界宗教・神秘思想百科」JICC出版局

1522年に、宗教改革はツウィングリによリスイスにもたらされた。神秘主義者であるよりは合理主義者だったツウィングリは、宗教を民衆のものとし、修道院を開鎖し、ミサを取り止めた。市民の力に支えられて、ツウィングリは政治的な役割を果たした。


そのとき、人文主義者のエコランパディウスの指導のもとに、バーゼルが、それからベルン、ザンクトガレン、グラールス、それにシャフハウスなど改革派の州が、残りのカトリック教の州と対立した。


改革派の軍隊は1531年にカッペルで粉砕されたが、チューリッヒで明晰で穏健なブリンガーは宗教改革を維持し、ジュネープのカルバンに近づき、『スイス第二信仰告自』を書いた。これはスコツトランドやハンガリーやポーランドにまで広がった。シュトラスブルクでは、 ルターの思想が1521年以来広まり、宗教的な熱狂を引き起こした


マルチン・ブーツァーは、多様な広がりのなかに統一したものを維持しようと努め、シュトラスブルク教会の組織のなかで大きな役割を果たした。しかしカール5世は彼の追放を要求し、ブ―ツァーはイギリスに渡り、ケンブリッジの教授として生涯を終えた


1520年以来、 ルターの思想はフランスに普及し、16世紀前半の人文主義者たちのなかで「福音書」と個人の信心への回帰運動が現れたが、改革の急速な発展は少しずつ王権の反動を引き起こした。しかしながらフランス人のギヨーム・ファンルやジャン・カルバンがジュネーブで起こした宗教改革の進展を阻むことはできなかった


ジュネーブから、カルビニズムがフランスや教会管区、さらにはボヘミアやハンガリー、そしてポーランドまで伝播し、教会中心ではなく厳格な神中心の信仰に従うことになった。他方、スコットランドでは、ジョン・ノックスが、カルビニズムの教会より自由な長老派教会を創始した。イギリス国教会との対立にもかかわらず、王国全体に根付いた。


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