免疫グロブリン
■アレルギーには免疫反応が関係している
⇒ 体に入ってきた異物に対して、体を守ろうとするのが免疫
⇒ この反応が強すぎるものがアレルギー
⇒ アレルギーの原因は、免疫の種類、抗体の種類、機序、アレルギー反応の四つに大別される。
■アレルギー用語
抗原⇒ 体に入ってきた異物
抗体⇒ 異物に対抗して戦うたんぱく質
■免疫グロブリン
体液性免疫であるB細胞は形質細胞に変化すると、抗体(免疫グロブリン)を産生して抗原を攻撃する。
免疫グロブリンは特定の抗原と結合するたんぱく質
➡ 抗原が細胞とくっつくのを防ぐ
➡ 毒素が出ないようにする
➡ 補体(血液中に含まれるたんぱく質の一種であり、C1~C9までの9つの種類がある)を活性化する。免疫グロブリンや補体がくっつくと貪食細胞に食べられやすくなる(オプソニン効果)
➡ 免疫グロブリンは肥満細胞から、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出させる働きがある。
■マスト細胞が、細胞質に貯蔵された顆粒を放出しています。 この現象を脱顆粒と呼びます。 マスト細胞は全身の粘膜および結合組織に存在しており、細胞膜には体外から入ってくる異物を認識するIgE抗体が多数付着しています。 それらIgEに抗原が結合することで脱顆粒が引き起こされます。 これらの顆粒にはヒスタミンなどのケミカルメディエーターが含まれ、花粉症や蕁麻疹などの即時型アレルギー反応を引き起こします。➡ タイムラプスビジョン(YouTube)