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免疫グロブリンとアレルギー

■免疫グロブリンの種類

IgGー血中濃度が最も高い抗体。唯一胎盤を通過するもので、胎児にも存在する。感染後期の免疫を担い長期間産生が続く


IgMー感染初期の免疫を担う。補体活性化に関わる。


IgAー消化管や気道の粘膜に含まれ、唾液にも含まれている。目・鼻・口といった外と触れる粘膜上にも分泌される。母乳にも含まれる。体全体で見たときに、一番多く産生される。


IgEー食物アレルギーに関わる。

IgDー詳細が不明な免疫グロブリン。


■アレルギーの分類

1型アレルギー➡ アナフィラキシー型「IgEが関わって起こる」。IgEに抗原が結合することで、ヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されて起こる。放出された化学物質が血管や神経を刺激して、アレルギー症状を引き起こす。食物アレルギーや気管支喘息、花粉症が該当する。


Ⅱ型アレルギー➡ 細胞傷害型。IgGとIgMが関わる。抗体が抗原ではない自分の細胞にくっついて、補体が活性化したり、貪食細胞がやってきて、細胞が傷つけられることで起こる。自己免疫性溶結性貧血や突発性血小板減少性紫斑病などが該当する。


Ⅲ型アレルギー➡ 免疫複合体とは抗原と抗体がくっついたもの。IgGとIgMの免疫複合体が関わる。免疫複合体が組織に沈着することで補体を活性化させ、血管や細胞を傷つける。急性糸球体腎炎や全身性エリテマトーデス、関節リウマチなどが該当する。


Ⅳ型アレルギー➡ 遅延型、ツベルクリン型ともいう。これだけは、免疫グロブリンではなくリンパ球が関わる細胞性免疫によるアレルギー。T細胞が抗原と反応することでサイトカインを放出。サイトカインによって集まったマクロファージや白血球が炎症物質を放出することで起こる。接触性皮膚炎。ベーチェット病などが該当する。ツベルクリン反応はⅣ型アレルギーを利用している。


免疫グロブリン

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