T細胞
体内に病原体などの異物が侵入すると、樹状細胞が貪食し分解
➡ナイーブヘルパーT細胞へ抗原提示
➡ナイーブヘルパーT細胞は抗原受容体で有害かどうか判断する
➡有害であると判断した場合、ナイーブヘルパーT細胞は刺激を受け増殖し、エフェクターヘルパーT細胞へと変化する。
樹状細胞はまた、ナイーブ細胞傷害性T細胞へ抗原提示する。
➡ナイーブ細胞傷害性T細胞は、さらにエフェクターヘルパーT細胞からも刺激を受け、エフェクター細胞傷害性T細胞へ変化する。
エフェクター細胞傷害性T細胞は、血流に乗って体内をパトロールして回り、ウイルスに感染した細胞を見つけると、細胞ごと破壊する(細胞性免疫)
貪食細胞は、細胞の中に入ってしまったウイルスをすすんで食べることはしないので、細胞の中のウイルスは細胞傷害性細胞が感染した細胞ごと排除する(細胞破壊性T細胞)
一部のエフェクターヘルパーT細胞は、リンパ節からリンパ管を通って血流に乗り、マクロファージが病原体と戦っている場所へ移動。➡マクロファージから抗原提示を受けると、あらかじめ樹状細胞から得た情報をもとに判断。➡危険な病原体であるとわかると、サイトカインを放出。➡貪食細胞であるマクロファージや好中球を活性化する。