内向的感情型

人は現状を見て、なぜこうなのかを問う。私はまだ実現していないことを夢に見て、なぜできないかを問う

➡ ロバート・F・ケネディ

私は、わがままでせっかちで少し不安定。間違いも犯すし、うまくいかないときには、自分が抑えられないこともある。でも最悪のときに力になってくれないなら、本当の私を知ることは出来ないのよ

➡ マリリン・モンロー

一緒に嵐を乗り越え、永遠の絆を交し合う彼女たちは羨ましくもあるけど、私は出来ないことを追い求めるのが好きだから、長く付き合うと関係の良さが霞んでしまうの

➡ ダイアン・キートン

このときだけは、これまで耐えてきた他の危機とは違い、生きる理由も守るべき大義も見いだせなかった。人間は自分自身以外のもののために生きる勇気を持たなければ、精神から始まり感情を病み、最後には肉体も死んでしまう

➡ リチャード・ニクソン

 

(鈴木秀子著「9つの性格」PHP、より)

タイプ6(忠実な人)の状態

良い状態=忠実、人好き、親身、温かい、情け深い、機知に富む現実的人を助ける責任感がある。

悪い状態=極端に用心深い、人を操る、何をするかわからない、善悪で判断しがち、被害妄想、自己防衛、柔軟性がない、自滅的、怒りっぽい。

タイプ6の成長のベクトル=タイプ9(調停者・内向的感覚型)の肯定的な面に向かう。

他の人に感情移入して、思いやりを持つ。

広い視野を持つ。

・人生における失敗をそれほど深刻に思わなくなり、自分を解放できるようになる。

・嫌いな人や嫌な状況も、穏やかに受け入れる

タイプ6の衰退のベクトル=タイプ3(地位探究者・タイプ論には存在しない)の否定的な面に向かう。

・仕事などに没頭することで心配を忘れられるため、嗜癖的になる。

・失敗する可能性が少しでもあれば、新しいことに挑戦することを嫌がるようになる。

 

<C・G・ユング著「タイプ論」みすず書房より>

■(典型的な)内向的感情型の説明

内向的感情が優越している人に当てはまるのは「止水は深し」という諺である。たいてい物静かで近寄りがたく、ミステリアスで、しばしば子どもっぽかったり、平凡な仮面の陰に隠れていることもあるが、目立たずにいて、人前に出ることを好まない。もっぱら主観的な感情に左右されているため、真の動機は隠されたままになっている。外に対しては協調的で常に控えめで、物腰柔らかく相手に共感する態度を示し、他人を操作したり変えようとするところが、まったくない。

 

しかしこうした傾向が極端になると、周囲の人から無関心で冷たい、人の幸不幸に関心がないというような疑いをかけられる場合もある。正常なタイプにおいてこのような場合(感情が客体から離れる)は、客体が何らかの形で強く影響している時だけである。

 

この人の感情が客体と協調して適応できるのは、客体が穏やかな感情状態を保っていて、その人の邪魔をしない場合に限られる。個々の客体が持つそれぞれの感情は、調子を合わせてもらえず、否定的な感情表現により遠ざけられる。より簡単に言うと「冷や水をかけられる」

 

内向的感情型は、穏やかに協調的に合わせようとする態度は持っているが、見知らぬ人に対して愛想よく暖かに迎える態度を見せず、無関心にも思える態度をとりがちである。感動や熱狂に対してはこのタイプの人は中立的で好意的な態度をとるが、心の中には、かすかながら優越的批判的な動きが混ざっているため、敏感な人は気勢をそがれてしまうことがある。

 

嵐のような情動に襲われても、このタイプは断固としてこれを打ちのめすことが出来るが、その情動が太古的・原始的な無意識のイメージを揺さぶると、彼女(彼)は一時的に機能不全に陥る。そのあと彼女(彼)はその反動として、客体の一番傷つきやすい箇所をえぐるような激しい反撃を試みる。

 

客体との関係はできる限り、穏やかに中庸を保つように維持し、情熱と行き過ぎはどこまでも厳禁とされる。そのために感情表現は乏しいままになり、見下されているように感じる人は、いつでもそのことを感じるはめになる。

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